再提出の場合は、再提出用紙をこの線に合わせて、ホッチキスでとめること。
(大阪府教育委員会認可 通信教育)
科 目 | 範囲 | No. | 提出期限 | 評点 | 通信番号 | 組 | 氏 名 |
鑑賞演習 | U | 6 | 10月24日 | への26番 | T23 | マナくるみ |
○自分の好きな曲(ジャンルは問わない!六甲おろしでもOK!)を聴いて、その曲について書きなさい。
曲 名 | ピカデリー | その曲の作曲された年 1901年 |
作曲家 (フルネーム) |
生年 没年 エリック・アルフレッド・レスリー・サティ 1866年〜 1925年 |
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その曲の作られた時代背景 19世紀末から20世紀初頭に掛けてアメリカでラグタイムが流行する。 スコット・ジョップリンの「メープル・リーフ・ラグ」の大ヒットによりアメリカ全土で、有名、無名、男女、人種に 関わらず、多くのピアニストがラグタイムを作曲した。 そして、1904年にヨーロッパにラグタイムが上陸する。 |
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楽曲について(どういう部分が気に入ってるか、推薦理由もはっきり書いてください) 副題がマーチとされ当時フランスで流行ってたシャンソンを思わすマーチ風の曲です。 アメリカのラグタイムに影響を受けて作曲された曲です。 サティはクラシック作曲家として最も早くラグタイムを作曲しています ラグタイムはなんなんでしょうか?クラシック音楽でもない。ジャズでもない。 ドビュッシーの「ゴリウォークのケーキウォーク」然り20世紀最大の作曲家ストラビンスキーも ラグタイムの作品を残しているし。 構成はA−B(トリオ)−Aですが、Aにはイントロダクションがあります。 元々はオーケストラ用の曲ですが、1904年にピアノ用に編曲され曲名も変えられました。 明るくて快活で洒落た雰囲気なのでサティの作品の中で一番のお気に入りです。 |
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作曲者について パリの西北、オンフルールに生まれる。パリ音楽院に入学するが、グレゴリオ聖歌に興味を持ち、 ギリシァの詩、音楽、ゴシック建築、中世の音楽などの研究に没頭する。 1891年には神秘主義の宗教団体「バラ十字教団」に入団し、その指導者ベラダンの戯曲「星の息子」の 付随音楽を作曲する。1905年にはダンディが設立したスコラ・カントルムに入学し対位法と音楽理論を再度学ぶ。 1917年にはジャン・コクトー台本、パブロ・デ・ピカソの装置、衣装によるバレエ「パラード」が セルゲイ・ディアギレフの主催するロシアバレエ団によりパリのシャトレー座で初演される。 サティは近代フランス音楽の中で特異な立場をとり、モーリス・ラベル、クロード・アシル・ドビュッシーや フランス6人組さらにはジョン・ケージなどの多くの作曲家に影響を与えた。 |